中国・江蘇省蘇州市の工場で3日午後、爆発事故が発生した。中国メディアの大河報が伝えた。

現場で撮影された動画には、消防隊員が消火活動を行っている最中に工場建屋内で突然爆発が起きる様子が映っていた。現地当局の担当者は、爆発が起きたことは事実と認めた上で、「関係部門が現場で対応に当たっている。人的被害は今のところ確認されていない」と説明した。

一方で、付近の住民によると現場は化学工場の可能性があるといい、「少なくとも2回の爆発音を聞いた」と証言した。また、別の目撃者は「爆発音の後に白いキノコ雲が立ち上るのを見た。爆風で耳鳴りがし、自分が勤務する会社では老朽化した天井の一部が落下した」と語った。

中国のSNS上では、現場の工場から煙や炎が立ち上る様子を撮影した動画や写真が相次いで投稿された。また、近くの商業施設とみられる場所で、窓が粉々に割れたり、建物の一部が損壊したりしている写真も多数見られ、衝撃の大きさを物語っている。

さらに、香港メディアによると、ネット上で拡散された動画には、工場従業員とみられる人物が全身に重度のやけどを負い、広範囲にわたって皮膚がただれているような様子も映っているという。

中国のSNS・微博(ウェイボー)の大河報のアカウントによる事故を伝える投稿には600件を超えるコメントが書き込まれているようだが、具体的なコメントは表示できない状態になっている。

中国では最近、多数の死傷者を出す爆発事故が相次いでおり、5月4日には、湖南省瀏陽市の花火工場での爆発事故で37人が死亡、同22日には山西省長治市沁源県の炭鉱でガス爆発が発生し82人が死亡している。(翻訳・編集/北田)

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