映像では、歩行者通路に波が押し寄せる様子や、暴風雨の中を歩き回ったり転げまわったり記念撮影をしたりしている現地人や外国人、資材を吹き飛ばされる運送会社の配送員、そして必死に踏ん張りながらレポートを行う記者のヘルメットが飛ばされて呆然とする様子が写されている。
今回の台風6号「モラヴェ」は16日夜にフィリピンの東で発生、その後北西に進路をとり18日深夜から19日未明にかけて香港に接近後、広東省に上陸した。これに伴い香港天文台では台風の警戒度をあらわすシグナル(下から1・3・8・9・10の5段階)で上から2番目のシグナル9を発令していた。一般的にシグナル8になると学校は休校となり、シグナル9では外出を控えなければならないという。シグナル9の発令は08年8月の台風12号で5年ぶりに発令されて以来2年連続の発令となった。ちなみにシグナル10は99年以来発令されていない。台風6号は上陸後に勢力を弱め、19日中に熱帯低気圧に変わった。
めったに発令されないシグナル9クラスの台風が接近しているにもかかわらず、映像からはその緊張感があまり伝わってこないのは、楽しんでいる人がたくさん映っていたからだろうか。日本の台風リポートで同じような映像を流したら苦情が殺到するに違いない。(編集担当:柳川俊之)
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