記事によると、この3カ国は米の食べ方に違いがあるという。韓国については、韓国人はキムチが好きなので、「白米にはキムチ」が欠かせないと紹介。よく知られた韓国料理のビビンバは、白米の上に野菜や肉、卵などを乗せてかき混ぜる料理だ。記事は、具材が豊富で韓国人には好まれているようだが、味は独特で見た目の美しさも今一つだと個人の感想を伝えた。
続いて、日本人の米の食べ方に言及。「日本人が米を食べるのはほとんどが寿司やおにぎりだ」と紹介し、白米を海苔で包むだけの「単調」な食べ方で、調味料もあまり使わないため味が薄いと主張した。「日本人は食材本来の味や食感を大切にするため」と説明しているが、かなりの独断と誤解があるようだ。
一方の中国の米食はどうなのだろうか。記事は、「歴史ある中華料理は、米の食べ方も豊富でレベルが高い」と自画自賛。白米を食べるときには、炒め物などおかずを付けるため味があっておいしく、栄養のバランスもとれて良いとし、チャーハンや丼もの、粥、豆湯飯(四川・成都名物の豆入り雑炊)もあり、中国の調理法は独特なものばかりであると誇らしげに伝えた。
記事はどうやら、中華料理のすばらしさを力説したかったようだが、中国では米に多くの味をつけて食べることが多く、日本のように、米そのものの味を生かした料理はほとんどない。
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