記事によると、韓国の中央日報は21日、「マーラータンが韓国で流行し、中国のビールも相乗効果で販売が大幅に伸びている」と報じたという。韓国コンビニ大手CUでは、中国のビールの販売が大きく伸びているという。それに対して日本のビールは減少しているようだが、これはマーラータン人気のおかげと見られている。
記事は、韓国のコンビニのビール売り場の写真も掲載しているが、日本のビールが多く並んでいるなかで、真ん中に置かれた中国の「青島ビール」が存在感を見せているのが分かる。さっぱりしていてクセも苦みもない青島ビールは、マーラータンにぴったりなのだろう。
辛い物が好きな韓国で中国のマーラータンが人気となるのは必然的な感じがするが、中国人はどう感じているのだろうか。記事は、中国の美食が海外で大人気になるのは「当然だ」と誇らしげな人もいる一方、冗談交じりに「文化遺産を申請しないと韓国に取られてしまう」と心配する人もいると伝えた。この記事に寄せられた中国人のコメントも「登録問題」に終始していた。「韓国がマーラータンも韓国発祥だと言い出すのではないか」と心配する中国人は多いようだ。
これまでにも、韓国は漢字をはじめ様々な文化や習慣を韓国発祥と主張し、中国人からの反発を買ってきた。
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