◆春季高校野球石川県大会 ▽3回戦 金沢10―3小松市立=7回コールド=(30日・石川県立)

 金沢は、OBで2024年ドラフト1位の西武・斎藤大翔の弟・樹希遊撃手(3年)が4打数3安打2打点2盗塁の活躍を見せて、準々決勝に進んだ。

 4人きょうだいで2学年上の次兄もつけた背番号6の1番打者が、ダイヤモンドを駆け回った。

初回先頭で左中間を破る三塁打。「1本出てよかった。打球を見て判断した」と快足を飛ばした。次打者の三ゴロで先制の生還。前で強くボールをさばけ、2回2死一塁で左中間適時二塁打、5回にも左前適時打を放った。

 169センチの小柄な体で、冬はウェートトレーニングに励み、体重は「5、6キロ増えた」と67キロ。25日の2回戦(金沢龍谷戦)では高校通算2本目で公式戦初の本塁打を放った。昨年、50メートル6秒2をマークした俊足にも磨きがかかり、2試合続けて2盗塁。武部佳太監督は「打球方向、打球の質が良くなってきた。兄と同じように体のバネがある」と目を細める。

 兄は2年夏から4季連続県8強で、甲子園に届かなかった。昨夏に石川大会準優勝を経験した樹希は「(兄を)意識はしていないですけど、超えられるようにがんばりたい。

守備は負けたくない気持ちがあります」。15年ぶりの夏の代表を目指し、チームを勢いづける。(雑誌『報知高校野球取材班』)

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