◆JERAセ・リーグ 広島0―4中日(2日・マツダスタジアム)

 中日・大野が通算100勝の節目を飾った。史上143人目。

37歳7か月は、歴代4番目の年長到達となった。左肩の故障を抱えて入団し、23年には左肘を手術。「できると思わなかった。1年目も、1軍で投げるようになった頃も1勝の難しさを感じた」と、かみしめた。5回1死二、三塁を切り抜けるなど6回4安打無失点。代打を送られた7回に決勝点が入った。

 1日に同じ88年生まれの巨人・田中将が日米通算203勝。「全部見た。本当に参考になる」と刺激を受けた。「マー君の半分もいってないけど、自分なりに積み上げて100も。胸を張れる」。豊作の世代で、日米通算165勝の楽天・前田健と3人だけの大台だ。

自宅には、日付と相手、投球結果を記した大量のウィニングボールを保管。節目の1球は「いつもと違う形で置く」と握りしめた。

 昨季は8度もチームの連敗をストップ。今季も開幕5連敗に続き、また3連敗を止めた。マツダでは14年9月11日以来、12年ぶりの白星。思い出の1勝を「きょうです。100勝目だからではなく、直近の勝ちが一番」と語るベテランは、過去よりも今を大切に前進を続ける。(安藤 理)

 〇…中日・大野はプロ野球143人目の通算100勝を達成した。37歳7か月での到達は39歳1か月の下柳剛、能見篤史(ともに神)、37歳11か月の郭源治(中)に次ぎ、4番目の年長記録。

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