◆JERAセ・リーグ 阪神3―5巨人(1日・甲子園

 巨人が敵地で阪神に完勝し、甲子園では今季3戦3勝とした。先発の田中将大投手が6回途中3失点と試合をつくり、黒田博樹に並ぶ歴代2位の日米通算203勝目。

16日の同カード(甲子園)に続く白星で、今季は無傷の3連勝で阪神戦は2戦2勝とした。

 駒大苫小牧時代に主役となった甲子園で、マー君がまた粘った。初回1死満塁のピンチで大山、小幡を打ち取って無失点とすると、打線が2、3回に計5得点。3回に2四球が絡んで2失点したが、4、5回は無失点に抑えた。6回1死満塁で降板。船迫の押し出しで3失点目となったが、リードは守った。

 打線は力強くマー君を援護した。2回、3四死球でつかんだ無死満塁で平山が中前へ先制2点適時打。数字以上に印象に残る活躍を続ける“育成の星”は、渾身のガッツポーズを繰り出した。

 3回にはダルベックが驚異の阪神キラーぶりを見せつけた。無死一、二塁から左翼へ本塁打ダービートップに並ぶ7号3ラン。強い浜風に乗った一撃を「みんながいい形でつないでくれたので、何が何でも打ちたかった。

風にも乗ってよく飛んでくれました」と喜んだ。

 ダルベックは今季、7本塁打中4本が阪神戦。打点は18のうち11が同カードとなった。頼もしい虎キラーのアーチに、敵地は騒然となった。

 大勢のコンディション不良でブルペンは万全の布陣ではない中、小刻みな継投で逃げ切り。田和が招いた8回1死二、三塁のピンチは、この日昇格した高梨が連続三振で切り抜けた。

 チームは昨季の同カードで8勝17敗、甲子園では4勝8敗と苦しんだが、今季はここまで4勝2敗で甲子園では無傷の3連勝。苦手意識を払拭する快勝で、首位・阪神に1・5ゲーム差と接近した。

☆日米通算200勝以上の投手

ダルビッシュ有

208勝(日93・米115)

黒田 博樹

203勝(日124・米79)

田中 将大

203勝(日125・米78)

野茂 英雄

201勝(日78・米123)

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