◆SOMPO・WEリーグ第21節 三菱重工浦和1―0日テレ東京V(10日・埼玉スタジアム)

 日テレ東京Vは三菱重工浦和に0―1で敗れ、今季の3位以下が決定した。前半9分に失点し、得点を奪えなかった。

女子サッカーの名門・ベレーザは21―22年のWEリーグ発足後、レッズレディース相手に5シーズンで5分け5敗と、未勝利の歴史に終止符を打てなかった。

 シュート数は日テレ東京Vの10本に対して、三菱重工浦和は4本。特に後半は、敵地で相手に1本もシュートを打たせなかった。前線からのプレスが効果的でボールを奪われてもすぐに奪い返す好循環。それでも決定機までは持ち込めず、赤い壁をまたしても打ち破れなかった。試合後に会見場に現れた楠瀬直木監督は開口一番「結果はまたまた残念なことになってしまった」と悔しがった。

 攻守の要だったMF菅野奏音が長期離脱したのに加え、この日はFW小林里歌子が欠場。さらにMF松永未夢はスタメンに一度は名を連ねたものの、試合開始前にメンバー変更となった。それでも宿敵には失点場面以外で、決定機をほぼ作らせなかった。得点には最後の精度を欠いた格好だ。指揮官は「いろいろチーム事情を考えると、ゲーム内容としては合格点ではあった」とイレブンの奮闘ぶりをたたえた。

 リーグ戦は3位以下が決定したが、女子サッカー界の名門にはアジア制覇という目標が残っている。

16日のリーグ最終節・新潟戦(味の素フィールド西が丘)を終えると韓国・水原に移動し、女子ACL準決勝・メルボルン戦に挑む。楠瀬監督は「次の新潟戦、その後のAWCLというところでは、戦力を万全にして戦っていかないといけない」と、今季のクライマックスへ表情を引き締めていた。

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