◆関西学生野球春季リーグ戦 ▽第7節1回戦 関学大4―1近大(16日・GOSANDO南港野球場)

 今秋ドラフト候補の関学大の左腕・飯田泰成(4年=春日)が近大戦で好投した。8回1失点。

8安打を許しながら要所を締める好投。10三振を奪った。

 第1節の4月4日の京大戦では1失点(自責0)の完投勝利も、エース級との投げ合いで好投しても敗れることが多かった。同11日の関大戦(甲子園)では米沢友翔(4年=金沢)との投げ合いに7回1失点も、相手は準完全試合を達成し黒星を喫していた。

 徐々に狂う歯車。飯田は自分を見つめ直した。「最終学年で、結果を意識して力んでいた」と反省。前回登板からは投球練習を少なめにして、体幹を意識したトレーニングを増やした。

 「今日は下級生の時のようにバッターとの対戦を純粋に楽しもうと思った」と腕を振った。8回1死一、二塁のピンチでは2者連続で空振り三振を奪い、派手なガッツポーズ。「自然に出ました」と笑顔が広がった。

 “自己申告”の最速は147キロ。

4月4日の京大戦(わかさスタジアム京都)の球場スピードガンで「151キロ」を計測も「あれは絶対出ていません」と自身の感覚を重要視しているだけに苦笑いで“否定”してみせた。

 高校から目標にしてきたプロ入りに向けて苦しみながらも、見えてきた光明。「秋に向けてというのもありますし、今後の野球人生に向けて大事だと思っています」。きっぱりと前を見据えていた。

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