マイル女王決定戦が18頭で争われ、クリストフ・ルメール騎手騎乗で1番人気のエンブロイダリー(牝4歳、美浦・森一誠厩舎、父アドマイヤマーズ)がG1・3勝目を飾った。昨年アスコリピチェーノで制覇しているルメール騎手は20年アーモンドアイ、21年グランアレグリアに続く当レース連覇で、自身の持つ最多勝記録を更新する5勝目をマークした。

勝ち時計は1分30秒9。

 昨年の桜花賞秋華賞を制し、最優秀3最牝馬に選出された。初の海外遠征だった香港マイルこそ11着に大敗したが、立て直されて迎えた今年初戦の阪神牝馬Sで、カムニャックなどを封じて白星発進。大一番でも勝利は譲らなかった。

 2着には2番人気のカムニャック(川田将雅騎手)、写真判定になった3着争いは3番人気のクイーンズウォーク(西村淳也騎手)が3着、5番人気のエリカエクスプレス(武豊騎手)は4着だった。

 ノーザンファーム・津田朋紀場長「本当にこの距離では敵なしですね。素晴らしいパフォーマンスでした。調教師のコンディショニングもそうですし、ジョッキーも一番力の出るレースをしてくれたと思います。パドックで見てもひと回り大人びた体になっていて、円熟味が出てきた感じはします。まだまだ強くなりそうだなと、感じさせてくれる走りでした。(父の)アドマイヤマーズにとっても良かったと思います。マーズのスピードがちゃんと継承されているんだなと感じました」

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