◆第21回ヴィクトリアマイル・G1(5月17日、東京競馬場・芝1600メートル、良)

 マイル女王決定戦が18頭で争われ、クリストフ・ルメール騎手騎乗で1番人気のエンブロイダリー(牝4歳、美浦・森一誠厩舎、父アドマイヤマーズ)がG1・3勝目を飾った。昨年アスコリピチェーノで制覇しているルメール騎手は20年アーモンドアイ、21年グランアレグリアに続く当レース連覇で、自身の持つ最多勝記録を更新する5勝目をマークした。

勝ち時計は1分30秒9。

 昨年の桜花賞秋華賞を制し、最優秀3最牝馬に選出された。初の海外遠征だった香港マイルこそ11着に大敗したが、立て直されて迎えた今年初戦の阪神牝馬Sで、カムニャックなどを封じて白星発進。大一番でも勝利は譲らなかった。

 2着には2番人気のカムニャック(川田将雅騎手)、写真判定になった3着争いは3番人気のクイーンズウォーク(西村淳也騎手)が3着、5番人気のエリカエクスプレス(武豊騎手)は4着だった。

 シルクレーシング・米本昌史代表(エンブロイダリー=1着)「昨年トップの2冠牝馬として、どれくらい結果を出してくれるかなというところで、ルメール騎手の位置取りから最後の仕掛けどころ、すべて完璧だったように見えましたし、何よりこの馬がしっかり成長しながら素晴らしい結果でゴールしてくれたことに興奮しています。

 (勝利を確信したのは)もう直線の序盤ぐらいでクリストフが仕掛けどころを待っているように見えましたので、手応えもいいのだろうなと思いましたし、あとは伸びてこい、ということで一生懸命応援しました。

 (今後のプランは)レースが終わったばかりですので。いずれにせよ古馬牝馬のチャンピオンになったわけですから、そういうレベルで次はどこに挑戦するかというのは、森(一誠)先生と相談して幅広い視野で検討したいなと思っています。

 (ブリーダーズCフィリー&メアターフの権利を手にしたことには)選択肢のひとつとして検討していきたいと思います」

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