5月24日に東京競馬場で行われる牝馬クラシック2冠目のオークス・G1に、有力馬のドリームコアを送り出す予定だった萩原清調教師=美浦=が、愛馬の晴れ舞台を前に20日、病気のため亡くなったことが分かった。67歳だった。

 現役のままダービートレーナーが旅立った。オークスに出走予定のドリームコアは、自ら手がけたノームコアの娘。母は19年のヴィクトリアマイル、20年の香港カップの国内外G1を含む重賞5勝を挙げた。今年のクイーンCを制した娘は、2番人気を集めた桜花賞では9着に敗れたが、3戦3勝の東京で巻き返しが期待されている一頭だ。

 ホースマン人生44年目、30年近い調教師人生だった。1982年から美浦で厩務員、調教助手を務め、96年に調教師免許を取得。同年に美浦で開業した。99年の共同通信杯4歳S(当時)をヤマニンアクロで勝利して重賞初制覇。その後も勝利を積み重ね、2009年にはロジユニヴァースで競馬界最高の栄誉とされる日本ダービーを勝ち、ダービートレーナーに輝いた。

 18年のチャンピオンズC(ルヴァンスレーヴ)、21年の安田記念(ダノンキングリー)で制すなどJRA・G1は通算4勝。JRA重賞は通算27勝を挙げ、勝利数は5月18日時点で743勝をマーク。美浦の有力調教師として長い期間に渡って手腕を発揮してきた。

 関係者によると、最近は体調を崩していたといい、華やかな樫の女王決定戦直前に、あまりにも突然の別れとなった。

 なお、ドリームコアを含め44頭は大竹正博厩舎=美浦=に所属することになった。転厩日は5月21日。

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