サッカー元日本代表DF中沢佑二氏が4日、都内で行われた「#トミと新たな景色を」応援キャンペーンの始動発表会に出席し、北中米W杯の日本代表に選出されたDF冨安健洋にエールを送った。中沢氏は「冨安選手は日本でも歴代最強と言われるディフェンス」と評した上で「少しけがもあったりして、そこから一歩踏み出すのは勇気がいること。

色々な不安がある中でもこうして完全復活して冨安選手がいる。強いメンタリティー、強い意思があると思う」とたたえた。

 冨安は今回のW杯で背番号22を背負う。中沢氏もクラブ、代表で長らく22番を着け、2006年ドイツW杯、10年南アフリカW杯でも同番号を背負った。日本代表の壁として最終ラインを支え続けた中沢氏の後は、日本代表の主将も務めたDF吉田麻也が引き継ぎ、「日本代表のDFリーダー=背番号22」のイメージがより強固なものになった。

 自身の代名詞でもある背番号を新ディフェンスリーダーの冨安が継ぎ、中沢氏は「世界のトップと戦っている冨安選手に着けてもらえるのはありがたい」と感謝した。その上で「子供達を含めて22番は冨安選手の番号だと、新しいページを作り続けてほしい。ボンバーヘッド(中沢氏の愛称)=22番は置いといてください。それはあくまで4、50代から上の方。若い子たちにはDFは22番で、冨安選手みたいに着けたいという子供達が増えてほしい。それくらい22番として新しい冨安選手も見たい」と話した。

 同キャンペーンは、度重なるけがに悩まされながら、北中米W杯で2年ぶりの代表復帰を決めたDF冨安健洋を後押しするためにアシックス社が企画。

イベントではお笑いコンビ「ペナルティー」のワッキーとのトークセッションを行い、中沢氏は「(応援は)選手からすれば力になる。実際に僕は18年のプロ最後の年に膝の手術をして、初めて長期離脱をし、色々な不安や孤独を感じることがあった。僕がリハビリをしているグラウンドにたまたまいたファンとの『中沢選手、頑張ってください』、『復帰までどれくらいですか』というたわいもない会話とか、ちょっとしたエールに励まされることが多かった。冨安選手もその部分に支えられたところも大きかったのでは」と話した。

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