◆2026全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)兵庫県予選(4~12日・香寺総合公園スポーツセンター野球場ほか) ▽中学生の部・決勝 明石ボーイズ3―2ヤング神戸須磨クラブ=延長8回=

 これぞ強豪の証しだ! 明石ボーイズ(兵庫県西支部)が11、12日の各大会をVジャックした。「スギ薬局グループ杯 第18回日本少年野球報知旗争奪 関西さわやか大会」(報知新聞社など主催)は決勝でも堅守を発揮し、チーム初制覇で関西1年生王者となった。

「2026全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)兵庫県予選」では、引退間近の3年生が延長8回サヨナラ勝ちで全国切符を奪取。さらに「第4回兵庫ジュニア大会」は2年生が逆転、逆転で優勝を飾った。

 劇的だった。江嵜の打球が左翼前で弾み、ベンチの明石ナインが飛び出した。サヨナラ勝ちに選手もスタンドも涙。他リーグの強豪を退けた“最後の全国切符”に山内主将は「技術は相手の方が高い。気持ちでしかカバーできない。気持ちで勝とうとやれた」と誇った。

 同点の延長8回1死満塁。3番打者は覚悟を決めた。「頼むぞと、みんなが背中を押してくれた。ここで初球を見逃したらダメ。

今までやってきたことを一振りに懸けた」。気迫でたたいた一打が、勝負を決めた。

 流れを変えたのは筒井だ。3回2死二、三塁で中堅前を襲った飛球にダイブ。地面すれすれでつかんだ。「芝の状態が悪くて転がらないから、前の打球は絶対に行こうと思っていた」。後逸なら2失点は確実。この回からの起用が的中した。

 2点を追う5回は山内がチーム初安打でベンチを乗せた。筒井が二塁打で続き、スクイズと扶川の適時打で同点。劣勢を一丸で覆した。春夏連続全国を狙った選手権予選は敗退。

主将は「春ベスト8の悔しさは、東京(全国舞台)でしか返せない。3年生16人は熱いメンバー。熱い気持ちをぶつける」と意気込んだ。

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