アメリカ代表戦のスタジアムは埋まるのか photo/Getty Images
昨夏のクラブW杯でも同様の問題が
2026W杯開幕が迫る中、不安視されているのが観衆の盛り上がりだ。昨夏アメリカで行われたクラブW杯2025もそうだったが、当初はFIFAがチケット価格を吊り上げたことで売れ行きが鈍いカードが頻発した。
米『Miami Herald』は今夏のW杯もチケット代が高すぎて、ホスト国アメリカの開幕戦となるパラグアイ戦のチケットはまだ完売していないと伝えている。
チケット価格上昇には元アメリカ代表のクリント・デンプシーも苦言を呈している。幅広い人が観戦できてこそのスポーツであり、またチケット代を上げれば上げるほどチームに求められるパフォーマンスも厳しくなると語る。
「まず労働者階級の人々をスポーツから締め出すなんて許されない。サッカーやフットボール(アメフト)なんてボールさえあればプレイできる。裸足でも。必要なのはボールだけだ。スポーツとはあらゆる文化、あらゆる層の人々を対象としているわけで、生活の糧にしている人々を締め出すなんてことは出来ないんだ」
「アメリカ代表の場合はサポーターが応援したくなるような何か、そしてチケットを買ってでも観戦したいとの理由を人々に与えないといけない。その2つの要素をうまく両立させないといけないんだ」
同メディアは先月の親善試合でアメリカがベルギー代表(2-5)、ポルトガル代表(0-2)に敗れたこともチケット売上が伸び悩んでいる理由ではないかと伝えていて、高額なチケット代を払ってまで見たいと考える人は限られるのかもしれない。

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