女子プロサッカーWEリーグ・日テレ東京Vは27日、元なでしこジャパンDF岩清水梓(39)が、今季限りで現役引退することを発表した。

 2000年からキャリアをスタートさせ、2006年からなでしこジャパンとして代表でプレーし、11年の女子W杯ドイツ大会では優勝に大きく貢献。

なでしこジャパンとして122試合に出場し、11得点を記録した。

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 この日の全体練習後に取材に応じた岩清水は、今でも女子サッカー界の歴史に残る、あのワンプレーについての思いを明かした。11年女子W杯決勝戦の米国戦、2―2の延長後半終了間際に岩清水はエリア手前で相手FWの決定機をタックルでつぶし、人生初の警告退場処分を受けた。

 その後のFKが外れ、PK戦を制して、なでしこジャパンは世界一を勝ち取り、岩清水の献身的なプレーは称賛された。本人もあのプレーに「岩清水イコールみたいになってる」と笑顔で振り返りつつ、「覚えてもらったシーンではあるけど、あれは狙ってないです。いつも通り(ボールを)取りに行ったら、背中になっちゃって。かわされなくてよかった。今考えたらギョッとするプレーだなと思います」と振り返る。

 続けて「近ちゃん(近賀)とかも『あれがあったから(優勝出来た)』っていうことは言ってくれるんですよ。でも、あれがあったからって言ってくれるのは、その後のFKが入らなかったからっていうのはみんなに言っている。あのFKが入っていたら戦犯だから。だから紙一重だったんですよ。

自分の人生は。あれで優勝したからみんなに覚えてもらったか、お前のせいだって言われて覚えられているかは…本当にあの後もみんながPKまで行ってくれて、勝ってくれて、本当にみんなのおかげの上に乗ってるプレーなんで。ワンシーンではありますけど、みんなのおかげです」と感謝した。

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