【フィギュアスケート】中井亜美インタビュー 初めての『ファン...の画像はこちら >>

 ミラノ五輪でメダリストになった中井亜美は、オフシーズンはアイスショー出演やメディア対応などの仕事で忙しく、「本当に休む間もないくらい」と笑顔で語る。 

オリンピックがこんなにも注目度があるのかということと、シーズンを終えてたくさんの方に応援されていたんだなというのをあらためて感じています。

自分の演技を見て喜んでくれる人や楽しんでくれる人がたくさんいるというのを知ることができて、本当に頑張ってよかったなと思います」

 18歳で初出演となった『ファンタジー・オン・アイス』では、いきなりアーティスト・家入レオとのコラボレーションプログラムにも挑戦する。

「正直びっくりしたし『私で大丈夫なのかな?』とも思ったんですけど、コラボをさせていただくとなったからにはいい演技をしようと今ではすごく思っていて、本当に自分自身でも楽しみだなって思っています。

  コラボが決定してから数日後に曲も発表されて、それまでの時間は『どんな曲なんだろう』とすごいワクワクしていたし、家入レオさんの『僕たちの未来』と発表されて、それを最初に聞いた時はすごくいい曲で自分自身も明るくなるし、勇気がもらえそうな曲。それをちゃんと自分で演技に落とし込んで、見てくれる方にいろんな気持ちを伝えられたらいいなと思っています」 

 ショーの振り付けは昨季のフリーも担当した宮本賢二さんだが、じっくり作り上げることができる競技用のプログラムとは違い、月曜日から練習を始めて土曜日には本番という難しさもある。だが、コラボに関しては羽生結弦が「やったことがないような曲や、これまでやらなかったような動きも入るので刺激になる」と話していたように、中井にとって貴重な経験になるだろう。

「すごく短い期間だけどそのなかでもできることは最大限にやりたいなと思っているし、試合とはまた違った曲調なのでどうやって気持ちを乗せていくかとか、歌詞に合わせて踊るというのも自分には新しいことなので、すごい楽しみながら練習もできています。

 リズムの取り方なども今までの試合の曲とは違うのでそこはちょっと難しかったりもするけど、でもそれも新しい挑戦。歌詞があると自分自身も気持ちをこめやすいですし、生演奏で歌っている家入さんの気持ちもすごく伝わるなかで演技できると思うので、それは本当に幸せな時間だと思います」 

 もうひとつのプログラムは、「すごく盛り上がるし、見ている人にも楽しんでいただけるかなと思ったので」と、昨季のショートプログラムの『La Strada』に。そして、来季に向けて中井はこう話す。 

「まだまだ追う立場だと思っているし、追っていいと思っているので、プレッシャーは感じないようにしたいなと思っています。だからこそいろんなことに挑戦してみたいので、プログラムも新しいジャンルに挑戦していて。

 いろんなジャンプも跳びたいと思っているし、新しい自分を毎年毎年見せてきたらいいなって思います。

プログラムに関してもフリーは今の自分にすごく合ったプログラムで、明るい曲調で踊り込んでいける曲なのですごくいいなって思っています。

 ショートに関しては初めてタンゴに挑戦するけど、大人っぽいというよりも18歳の自分の魅力も少し混ざったようなプログラムになっていると思います!」

 ジャンプに関してはもちろんトリプルアクセルに磨きをかけていくが、「試合に入れる予定はないけど、経験として着氷できたらいいなと思っています」と、今後は4回転の練習にも挑戦するという。

「たくさんの方と一緒に滑れる機会は本当に少ないので、プロのスケーターの皆さんと滑っていろんなことを学んで、それを来シーズンや今後につなげられたらいいなと思います。特に宮原知子さんの滑りが本当にずっとずっと好きで、これまでは生で見られる機会が少なかったので、実際に見てすごく上手で魅力的だなと思いました。ちゃんと見て学びたいなと思います」

 中井にとって初めての『ファンタジー・オン・アイス』。今回のアイスショーは、今後の自分に生かせるものを探していく機会にしたいと意気込む。5月30日からの3公演では、そんな彼女の意欲的な滑りを楽しみたい。 

【プロフィール】
中井亜美 なかい・あみフィギュアスケート選手。2008年4月27日生まれ。主な成績は2025年グランプリファイナル2位、2026年四大陸選手権2位、2026年ミラノ・コルティナオリンピック銅メダル。『ファンタジー・オン・アイス2026』には初めて出演し、家入レオとコラボパフォーマンスも披露する。

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