2026年7月17日、中国のポータルサイト・捜狐に「四代目の遺産はどこへ?欧米ファンの間で『ナルト』の貧しい幼少期が話題に」とする記事が掲載された。
記事は、「近年になっても『NARUTO -ナルト-』のストーリーや設定についてはファンの間でたびたび議論が交わされている。
続けて、「『そもそもミナト自身に大した財産はなかった』という意見もあれば『ナルトは子どもの頃、ペンキを買って落書きやいたずらをしていた。その資金こそ両親の遺産だったのではないか』と推測する人もいた。一方で、最も多くの矛先が向けられたのは三代目火影・猿飛ヒルゼンだ。多くのファンは『四代目の遺産は三代目が管理し、九尾襲来で甚大な被害を受けた木ノ葉の復興や負傷者への補償に充てられ、ナルトには最低限の生活費だけが毎月支給されていたのではないか』と考えている」とした。
また、「筆者は三代目にも少し弁護の余地があると考えている。火影は村全体を統括する多忙な立場で、ナルト一人を常に気に掛けることは難しかったはずだ。その上、事情を知る者たちはナルトを目立たせずに育てたいと考えていたため、支給される生活費も最低限だったのだろう。ナルト自身も計画性がなく、月初にもらった生活費をすぐに使い切り、月末には賞味期限切れのパンや牛乳でしのいでいたため、実際以上に貧しい印象を与えていただけとも考えられる。
一方で、「ここまでの議論は、現在の『NARUTO -ナルト-』の設定を前提としているが、もう一つ興味深い説も存在する。作者の岸本斉史氏は当初、ナルト自身を九尾の妖狐として描く予定だったが、編集者の助言を受けてその設定を変更したというのだ。つまり、初期構想では遺産を残す父親すら存在していなかったわけだ。この設定を前提にすれば、三代目が妖狐と見なされていたナルトを保護していただけでも十分だったという見方もできる」と述べた。
そして、「こうして振り返ると、ナルトの貧しい幼少期や四代目の遺産をめぐる議論は、いずれも『NARUTO -ナルト-』の初期設定の名残から生まれた興味深い『謎』だといえるだろう。当初はナルトを四代目の息子や人柱力とする構想がなく、物語の進行に伴って設定が補強されていった結果、『四代目の遺産はどこへ行ったのか』という疑問だけが残されたのだ」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)











