中国公安部の王小洪部長は北京市内で7月24日、米国連邦捜査局(FBI)のカシュ・パテル長官と会談した。米国側はパテル長官の訪中を事前に公表していなかった。

香港メディアの香港01が伝えた。中国公安部は中国政府の中で、日本の警察庁と同様の職務を担う部署だ。

会談で王部長は、双方が相互尊重を基礎にしてより多くの対話を展開し、違法薬物や通信ネットワーク詐欺の取り締まりなどの分野での協力を深めることを希望すると述べた。

王部長は、「今年5月に中国の習近平国家主席と米国のトランプ大統領が歴史的な会談を行い、各分野における双方の協力を前進させる方向性が明確に示された」と述べた上で、「双方が両国首脳の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、相互尊重を基礎としてより多くの建設的な対話を展開し、違法薬物取締まりや通信ネットワーク詐欺、児童ポルノ犯罪の取り締まり、マネーロンダリング対策、逃亡容疑者追跡などの分野における実務協力を深め、より多くの目に見える成果をあげるよう努力し、両国の建設的かつ戦略的に安定した関係の構築を支え、両国人民により良く幸福をもたらすことを希望する」と表明した。

中国側も最近になって高官を米国に派遣している。例えば中国外交部の馬朝旭副部長が7月22日から23日にかけて招きに応じて米国を訪問し、米国のクリストファー・ランドー国務副長官と会談した。中米両国首脳の重要な合意の実行や、両国の建設的かつ戦略的に安定した関係の構築を推進することについて深く意見を交換したという。

米国のルビオ国務長官と中国の王毅外相も7月22日にフィリピンで会談しており、ルビオ長官は会談後に、中国の習近平国家主席が計画している米国訪問について、王外相と多くを語り合ったと説明した。

中国側によると、王外相はこの会談で、米国側の最近の一連の消極的な言動について中国側の厳正な立場を明らかにし、米国側に中国の核心的利益を尊重し、一つの中国の原則を厳守するよう求めた。双方は両国首脳が達成した重要な合意を共に実行に移し、政治と外交に役割を発揮させ、次の段階の高官交流の準備をしっかりと行うことで合意したという。(翻訳・編集/如月隼人)

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