今年の夏、記録的な高温が世界各地を襲い、避暑旅行の需要が急速に高まっています。中国は、多様な観光資源と日増しに充実する観光サービス、さらに入国手続きの継続的な利便化により、ますます多くの外国人旅行者にとって「涼を求める新たな休暇先」となっています。

映画『飛馳人生3』のロケ地となった青海省のゴビ砂漠や丹霞地形が織り成す風景は多くの観光客を引きつけています。7月と8月の平均気温が20度を下回るという快適な気候は、涼を求める多くの欧州の旅行者を呼び込んでいます。

湖南省の張家界にある天門山や武陵源などの景勝地は、夏の平均気温が22~26度と過ごしやすく、特に標高1500メートルを超える天門山は「天然のクーラールーム」とも呼ばれます。そびえ立つ峰々、深い渓谷、断崖絶壁に沿った壮大な遊歩道といった独特の景観は、国内外の映画のロケ地としても人気を博しています。この夏、多くの外国人観光客が、映画で見た風景を実際に体験するとともに、暑さを避けるために張家界を訪れています。

東南アジアで大ヒット上映中の映画『おばあちゃんへのラブレター』に描かれた郷土色豊かな風景と僑批(海外在住の華僑・華人が故郷へ送る手紙や送金)文化に引かれ、多くの東南アジアからの観光客が華僑の故郷を訪れ、古い街並みで時代の風情を味わっています。

一方、貴州省、内蒙古自治区、黒竜江省などでは、外国人向け観光インフラや多言語サービスを充実させ、草原や森林の涼しい気候という強みを特色ある避暑産業へと結び付け、インバウンド観光市場を活性化し続けています。

観光プラットフォームのデータによると、今夏のインバウンド観光客の主要な送り出し元となる上位20カ国・地域のうち、欧州諸国が約3割を占めました。予約件数は前年同期比275%増、景勝地入場券の予約件数も前年同期の20倍以上に増加しています。(提供/CGTN Japanese)

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