中国メディアの中国新聞週刊によると、「37年前に取り違えられた」として女性2人が広東省清遠市にある病院を提訴した。
訴えられたのは1939年に設立された清遠市人民医院。
誤って取り違えられた2人はそれぞれ相手の家庭で育てられ、李さんは早くに学業を断念して働き、家計を支えた。一方、黄さんは家族の愛情が希薄な中で育ち、自身の出生について疑問を抱えてきたという。
黄さんの養父母は1994年に離婚し、黄さんは当初、養父と一緒に暮らしたが、自身に対する関心が感じられなかったためその後、養母の元に行った。
黄さんの血液型は0型で、養父はA型だ。黄さんによると、養父は妻(黄さんの養母)の不倫を疑っていたという。しかし、養父との長年のわだかまりを解消するために黄さんが2022年に親子鑑定を受けたところ、養父とも養母とも血縁関係がないことが分かった。
一方、李さんが両親と血がつながっていないことを知ったのは25年になってからだった。
2人は当時の医療スタッフの過失によって取り違えられたとして精神的損害に対する慰謝料、治療費、弁護士費用などの賠償を求めており、請求総額は260万元(約6000万円)余りに上る。裁判は今月13日に開かれる予定だ。
この件で別の中国メディアが病院側に問い合わせたところ、対応した職員は「状況を把握していない」と話し、関連部署の連絡先を案内したが、その電話はつながらなかった。
2人の母親によると、当時、病院の設備は不十分で、人手も不足していた。











