中国メディアの参考消息はこのほど、「中国車が欧州人にとって魅力的である理由はもはや価格だけではない」とするスペインメディア、エル・ペリオディコ・デ・ラ・エネルヒアの記事を紹介した。

記事によると、中国車のイメージは急速に変化している。

価格は依然として主要なセールスポイントの一つだが、MG、BYD、Omoda、Jaecooといった中国ブランドは、これまでのような低価格帯のニッチ市場から脱却し始めている。2709人から回答を得た「2026~2027年自動車購入動向調査」で、次に購入する車に5万ユーロ(約925万円)以上を費やす予定の人の41.3%が中国ブランドのモデルを検討している。予算に関わらず、すべての購入予定者の37.1%が中国車の購入を検討すると回答した。中国ブランドを全く知らないと回答した割合は5.3%にとどまった。商業的な成長はブランド認知度に直接的な影響を与えている。調査に回答した購入予定者のうち、MGは78.4%、BYDは75.8%、Omodaは70%、Jaecooは60.1%に認知されている。これらの割合は、一部の中国ブランドがスペイン人の自動車購入決定にどれほど浸透しているかを示している。

記事は「登録台数もこの傾向を裏付けている」とし、自動車整備工場や専門家向けのリサイクル部品販売会社であるRecomotorのまとめによると、中国自動車メーカーの新車乗用車の2026年上半期(1~6月)の登録台数は7万5024台に上り、市場シェアは12.3%に達した。MG、BYD、Omoda、Jaecooがその成長の大部分を占めていると伝えた。

また「価格は依然として重要な要素だ」とし、調査によると、中国車の購入を検討している人の75.4%が価格競争力を主な理由の一つとして挙げたこと、さらに5万ユーロ以上を費やすことができる層では価格に魅力を感じる購入者の割合が84.1%にまで上昇したことを紹介した。

そして「重要なのは必ずしも最も安い車を見つけることではなく、同じ予算でより多くの装備、技術、あるいはパワーを手に入れることだ」とし、「これは、中国ブランドが既存の主流ブランドや高級車と競合する分野に徐々に進出している理由の一つでもある」と伝えた。

記事によると、中国ブランドにとっての問題は、購入直後に発生することも調査で分かった。

購入を見送っている人の53.5%がアフターサービスとスペアパーツの入手可能性への懸念を主な理由として挙げた。それに続いたのが、耐久性への懸念(24.8%)とリセールバリューへの懸念(13.6%)だったという。記事は「中国ブランドにとって、これらが次に改善すべき分野の一つとなり、次のステップは販売店を獲得できたのと同じ競争力を販売後にも提供できることを証明することだ」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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