中国メディアの参考消息はこのほど、「中国とドイツの貿易データにおける変化は、中国の技術が欧米に追いつきつつあることを反映している」とし、ドイツの経済週刊誌ビルトシャフツボヘの記事を紹介した。
記事によると、中国はドイツにとって最も重要な貿易相手国で、政府系機関ドイツ貿易・投資振興機関(GTAI)がロイター通信向けに算出したところによると、1~6月の対中輸出額は前年同期比12%超減の370億ユーロ(約6兆8080億円)弱だった。
GTAIの東アジア専門家、コリンヌ・アベル氏は、中国への輸出が減少した理由について「中国が自国のバリューチェーンへの注力を高めていること」を挙げ、「ドイツ企業が中国市場向けに現地での生産を増やした結果、ドイツからの供給需要が減少している」と述べた。
中国は現在、ドイツ製品の主要購入国の中で9位にとどまり、オーストリアやスイスといったはるかに規模の小さい国々に後れを取っている。中国は21年には米国に次ぐ2位だった。コメルツ銀行のエコノミスト、ビンセント・シュタマー氏によると、このことは、中国が欧米の技術への依存度を下げ、技術的に追いつきつつあることを明確に示している。そのため、中国は重要顧客ランキングでさらに順位を落とす可能性がある。
米国への輸出も上半期に減少したが、約6%減の740億ユーロ(約13兆6160億円)強と減少幅はそれほど大きくなかった。アベル氏によると、トランプ米大統領の関税政策にもかかわらず、米国は依然としてドイツにとって最も重要な輸出市場だ。
シュタマー氏は「メード・イン・ジャーマニーブランドに求められるのは自己改革だ。ドイツは、電子機器や光学部品などの中間製品を輸出することで世界経済の継続的な成長の恩恵を受けている一方、完成品の輸出が減少していることは注目に値する。











