25日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比7.44ポイント(0.19%)高の3889.45ポイントと反発した。
 自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。
上海総合指数は前日、8月5日以来、約3週ぶりの安値を付けていた。中国の政策に対する期待感も支えとなっている。中国ではきょう25日、政治・経済の動きを決める全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第24回会議が開幕(28日に閉幕)。大規模な経済対策が打ち出される可能性は低いとみられているが、中国の内需不振などを受け、何らかの対策が打ち出されるとの期待もある。市場には、追加の消費刺激策が打ち出されるとの観測も広がった。
 ただ、上値は限定的。米国の対中圧力が懸念されている。一部メディアは24日、トランプ米政権が中国の過剰生産能力を理由に、7.5%の追加関税を課す方向で最終調整しているもようだと関係者の話として伝えた。上海総合指数などは安く推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、消費関連の上げが目立つ。チェーンストアの三江購物(601116/SH)が4.2%高、乳製品の北京三元食品(600429/SH)が4.0%高、スーパーの永輝超市(601933/SH)が3.7%高、機能性飲料の東鵬飲料(605499/SH)と家具の欧派家居(603833/SH)がそろって2.2%高、調味料大手の千禾味業食品(603027/SH)が1.9%高、家電の海爾智家(600690/SH)が1.4%高、酒造の四川水井坊(600779/SH)が1.2%高で引けた。
 自動車株もしっかり。
安徽江淮汽車集団(600418/SH)が5.5%高、遼寧曙光汽車集団(600303/SH)が4.6%高、広州汽車集団(601238/SH)が2.3%高、賽力斯集団(601127/SH)と重慶千里科技(601777/SH)がそろって2.0%高で取引を終えた。
 医薬株も高い。辰欣薬業(603367/SH)が8.1%、甘李薬業(603087/SH)が5.1%、北京昭衍新薬研究中心(603127/SH)が4.1%、薬明康徳(603259/SH)が3.3%、康美薬業(600518/SH)が2.2%ずつ上昇した。不動産株、空運株、エネルギー株、保険株なども買われている。
 半面、非鉄・産金株は安い。江西銅業(600362/SH)が3.9%、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.0%、廈門タングステン業(600549/SH)が2.9%、山東黄金(600547/SH)が4.2%、中金黄金(600489/SH)が3.7%、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.5%ずつ下落した。海運株、電子機器株、銀行・証券株も売られている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.25ポイント(0.79%)高の285.05ポイント、深センB株指数が1.34ポイント(0.12%)高の1167.00ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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