
(写真上から)<br>一家に一台!? 「シロアリウォッチャー」。<br>ステーションにカバーを取り付け、<br>地面に穴を開け、<br>ステーションを設置し完成
以前コネタで「新聞の勧誘」について書いたけれども、日中家にいると本当に色々な訪問販売の人がやってくる。
先日も「床下の点検です」と来た人がいたが、必要であれば自分から連絡するからいい、とお帰りねがった。
この手の一部の点検訪問販売はこちらに知識がないのをいいことに、「家が湿気でボロボロ」、「シロアリにやられてますよ」とか、人の不安を煽るだけ煽って何やかやとお金を出させようとするから本当に困る。
でも本当にシロアリがいたらそれはそれで大変だ。
家の点検が自分で簡単にできる方法があったらどんなにいいものか、と思っていたところ、まさにコレというグッズを発見。その名も「シロアリウォッチャー」。敷地内に本当にシロアリがいるかどうかが自分で簡単にチェックできるというものだ。
アメリカでも日本と同様、自宅に業者が入るのを警戒する人々が多く、自分でできるシロアリ検知装置が望まれていたのが開発のきっかけだという。
この「シロアリウォッチャー」は簡単に言ってしまうと、ワナという意味ではシロアリのゴキブリホイホイ版のような感じだ。電子センサーを内臓したシロアリウォッチャー・ステーションと呼ばれるシロアリの餌木を仕込んだプラスチックの筒を、家や点検したい建物の周囲の土壌に3〜4メートルごとに設置して、付属のハンドヘルドと呼ばれる探知機でチェックするだけ。
シロアリウォッチャー・ステーションの中に組み込まれている木材(餌木)にはセンサーが仕込まれている。シロアリがこの木材(餌木)食べればセンサーが噛みちぎられるので、そのシグナルがシロアリウォッチャー・ハンドヘルドで検出され、警報が鳴るという仕組み。
日本には現在20数種類のシロアリが生息しているといわれるが、家や建物など構造物に害を及ぼす主なシロアリはヤマトシロアリとイエシロアリ。これらの種は地中のような暖かく湿気が多い場所を好み、地中を行き来して広大なネットワークを作り上げていくという。そのため、シロアリの有無を確認するには床下に潜らなくとも家の周辺の土壌をチェックするだけでまずは十分なのだそうだ(もちろん最終的には家のチェックは欠かせない、とのこと)。
警報がなった場合はステーションの中のシロアリを目で見て確認。
実際にシロアリが発見されたら、自分で業者を探して連絡をしてもいいが、どの業者に連絡をとったらいいか分からない、という場合はダウに連絡をすれば駆除業者を紹介してくれるという。
また、キットの箱にはイエシロアリとヤマトシロアリの写真が載っているが、シロアリかどうか自分で判断できない場合には、デジカメで撮ったデータをダウに送って、ダウの研究開発部の方に判断してもらうことも可能なのだそうだ。
「シロアリウォッチャー」は餌木が組み込まれたシロアリウォッチャー・ステーションが4本、ハンドヘルド(センサー)1個がセットで小売希望価格10,395円。補充用シロアリウォッチャー・ステーションは1本、1,575円。
家の周囲に3〜4メートル間隔でシロアリウォッチャー・ステーションを埋め込むにはかなり本数が必要になるが、まずちょっと試してみたいという場合は、ジメジメして日当たりの悪い北側、トイレ・お風呂・雨樋の近くに設置して様子を見るのがお勧めとのこと。
ダウによると、シロアリが検知されやすい時期は、シロアリの活動が活発な3月下旬〜11月ごろにかけてとのことで(沖縄などは12月でも動きが活発なので、検知されやすい)、今がまさに「シロアリウォッチャー」の埋めどきなのだそうだ。
ちなみに、シロアリウォッチャー・ステーションに組み込まれている木材(餌木)はシロアリの好物だけれども、それ自体がシロアリを引き付けるというものではないので、シロアリウォッチャー・ステーションを取りつけたことで新たにシロアリを呼び込んでしまう、という心配はないそうです。
(こや)
・「シロアリウォッチャー」紹介ページ
・ミセスのためのシロアリ情報サイト
・ダウ・ケミカル日本のシロアリ対策サービス*ダウ・アグロサイエンス日本HP内
先日も「床下の点検です」と来た人がいたが、必要であれば自分から連絡するからいい、とお帰りねがった。
もちろん、会社名も連絡先も何のための点検かも聞いていないのでその人に連絡するわけではないけれど。
この手の一部の点検訪問販売はこちらに知識がないのをいいことに、「家が湿気でボロボロ」、「シロアリにやられてますよ」とか、人の不安を煽るだけ煽って何やかやとお金を出させようとするから本当に困る。
でも本当にシロアリがいたらそれはそれで大変だ。
家の点検が自分で簡単にできる方法があったらどんなにいいものか、と思っていたところ、まさにコレというグッズを発見。その名も「シロアリウォッチャー」。敷地内に本当にシロアリがいるかどうかが自分で簡単にチェックできるというものだ。
開発をしたのはアメリカの化学メーカー最大手のダウ・ケミカル。
アメリカでも日本と同様、自宅に業者が入るのを警戒する人々が多く、自分でできるシロアリ検知装置が望まれていたのが開発のきっかけだという。
この「シロアリウォッチャー」は簡単に言ってしまうと、ワナという意味ではシロアリのゴキブリホイホイ版のような感じだ。電子センサーを内臓したシロアリウォッチャー・ステーションと呼ばれるシロアリの餌木を仕込んだプラスチックの筒を、家や点検したい建物の周囲の土壌に3〜4メートルごとに設置して、付属のハンドヘルドと呼ばれる探知機でチェックするだけ。
シロアリウォッチャー・ステーションの中に組み込まれている木材(餌木)にはセンサーが仕込まれている。シロアリがこの木材(餌木)食べればセンサーが噛みちぎられるので、そのシグナルがシロアリウォッチャー・ハンドヘルドで検出され、警報が鳴るという仕組み。
ステーションは土壌の状態にもよるが、設置してから1年程度は効果が持続するそうで、その間は何度でもチェックすることができる。
日本には現在20数種類のシロアリが生息しているといわれるが、家や建物など構造物に害を及ぼす主なシロアリはヤマトシロアリとイエシロアリ。これらの種は地中のような暖かく湿気が多い場所を好み、地中を行き来して広大なネットワークを作り上げていくという。そのため、シロアリの有無を確認するには床下に潜らなくとも家の周辺の土壌をチェックするだけでまずは十分なのだそうだ(もちろん最終的には家のチェックは欠かせない、とのこと)。
警報がなった場合はステーションの中のシロアリを目で見て確認。
実際にシロアリが発見されたら、自分で業者を探して連絡をしてもいいが、どの業者に連絡をとったらいいか分からない、という場合はダウに連絡をすれば駆除業者を紹介してくれるという。
また、キットの箱にはイエシロアリとヤマトシロアリの写真が載っているが、シロアリかどうか自分で判断できない場合には、デジカメで撮ったデータをダウに送って、ダウの研究開発部の方に判断してもらうことも可能なのだそうだ。
「シロアリウォッチャー」は餌木が組み込まれたシロアリウォッチャー・ステーションが4本、ハンドヘルド(センサー)1個がセットで小売希望価格10,395円。補充用シロアリウォッチャー・ステーションは1本、1,575円。
家の周囲に3〜4メートル間隔でシロアリウォッチャー・ステーションを埋め込むにはかなり本数が必要になるが、まずちょっと試してみたいという場合は、ジメジメして日当たりの悪い北側、トイレ・お風呂・雨樋の近くに設置して様子を見るのがお勧めとのこと。
ダウによると、シロアリが検知されやすい時期は、シロアリの活動が活発な3月下旬〜11月ごろにかけてとのことで(沖縄などは12月でも動きが活発なので、検知されやすい)、今がまさに「シロアリウォッチャー」の埋めどきなのだそうだ。
ちなみに、シロアリウォッチャー・ステーションに組み込まれている木材(餌木)はシロアリの好物だけれども、それ自体がシロアリを引き付けるというものではないので、シロアリウォッチャー・ステーションを取りつけたことで新たにシロアリを呼び込んでしまう、という心配はないそうです。
(こや)
・「シロアリウォッチャー」紹介ページ
・ミセスのためのシロアリ情報サイト
・ダウ・ケミカル日本のシロアリ対策サービス*ダウ・アグロサイエンス日本HP内