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汗と涙の高校野球とか言って、甲子園でビール売る高野連に物申す〈「やくざ監督」野々村直通に聞く 前編〉

汗と涙の高校野球とか言って、甲子園でビール売る高野連に物申す〈「やくざ監督」野々村直通に聞く 前編〉
『やくざ監督と呼ばれて』(野々村直通/白夜書房)<br />見た目からしてとても堅気じゃない男・開星高校前野球部監督の一代記。<br />表紙のイラストも題字もすべて野々村氏自身によるもの。さすがは元美術教師、「山陰のピカソ」の異名は伊達じゃこざいません!
「21世紀枠に負けたのは末代までの恥」「腹を切りたい」。
2010年春のセンバツ甲子園、開星(島根)vs.向陽(和歌山)戦の後の発言である。開星絶対有利の下馬評を覆し、21世紀枠で出場した向陽高校が見事な大番狂わせを演じた訳だが、その試合内容よりも、敗軍の将・開星高校野々村直通監督の上記の発言が「教師にあるまじき発言」「向陽に失礼!」「21世紀枠を侮辱している」と物議を醸し、野々村氏は監督辞任にまで追い込まれた。後に保護者や高校野球ファン、そして言われた側の向陽高校関係者を中心に8000名の嘆願署名が集まり、翌春より監督に復帰。昨夏の甲子園大会では優勝を果たす日大三高を最後まで苦しめる熱戦を演じ、今年3月の定年退職をもって高校野球監督の一線から退いた。
そんな野々村直通氏が「画家」そして「教育評論家」としての活動を開始。その第一弾としてこのほど初の著作『やくざ監督と呼ばれて』を刊行した。この本がタイトルからもわかる通り、またまた物議を醸しそうなトンデモない内容なのだ。「末代までの恥」発言の舞台裏はもちろん、鉄拳制裁当たり前の監督生活・教師生活を惜しげもなく吐露している。そんな“やくざ”スタイルだけど美術教師、破天荒過ぎる高校野球監督の実情に迫るべくインタビューに挑んでみた。まずは前編。


【勉強は「強いて」「勉める」こと】
─── 「ボコボコにしてやる」「殺してやる」という単語が連発していて、もの凄い本だなと思いました。この人が3月まで高校教師だったのかぁと(笑)。その発言の根底にある「教育は教師こそ主役」という考えがとても新鮮でした。

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