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「明日の約束」やばい、あんな母親までかわいそうに見えてくるなんて…なんという辛いドラマだ5話

       
フジテレビ系「明日の約束」(カンテレ制作)第5話。

真紀子(仲間由紀恵)側に過剰な加担をしてきた週刊誌記者の小嶋(青柳翔)は、今回、日向(井上真央)たち学校側に有力な情報を提供してきた。しかしこれは、ただ「事件を面白くしたいだけ」という理由からの行動。誰にも平等に悪として動く小嶋、これだけわかりやすい悪がもっといたら、どれだけこのドラマは気楽に見えるのだろう。薄っぺらくなっちゃうけど。

このドラマの大きなテーマの一つ“毒親”。日向の母親・尚子(手塚理美)は、ずっと怖い母親として描かれていた。

「ママに無断で男の子を好きになったりしない」「ママが良いと言ったお友達以外とは遊ばない」など、幼少期の行動を縛るために日向に強制的に書かせていた「明日の約束ノート」はその代表例で、今でも小さなことで怒り狂い、キツイ言葉を日向にぶつけている。日向も彼氏の和彦(工藤阿須加)に「あの人は良い母親なんかじゃないよ」とハッキリ言い切っている。
「明日の約束」やばい、あんな母親までかわいそうに見えてくるなんて…なんという辛いドラマだ5話
イラスト/Morimori no moRi

やばい、あんなに悪い奴だったのにかわいそうに見えてきた!


しかし、第4話(11月7日放送)辺りから尚子の母親としての良い側面が見えるようになる。高校生の日向が神社の石段から転げ落ち、それをかばったことが原因で、尚子は今でも腕が不自由だというエピソードが明かされたのだ。さらに今話、日向は風邪を引くと優しくしてくれる尚子の姿を思い返した。

尚子は毒親だ。絶対的に悪い部分をもっている。「明日の約束ノート」にしろ、日向への言動にしろ、絶対的に悪い。だがそれは、全ては日向への行き過ぎた愛情だったということが、良い感じで描かれ始めたのだ。僕が制作陣の思い通りの“良い視聴者”過ぎるのかもしれないが、あんなに悪い奴だった尚子が、かわいそうに見えてきた。

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