第7週「夢の新婚生活」32回〈5月12日 (火) 放送 脚本・清水友佳子 演出・橋爪紳一朗〉


「エール」32話 すばらしき歌声 「謎の男」から「プリンス」にクレジットが変わっていく山崎育三郎
イラスト/おうか

「妄想か」

月3500円という高給は印税の前借りであることを改めて知って困ってしまう裕一。鉛筆削りの手もおろそかになり指を切ってしまう。

音(二階堂ふみ)に相談すると、レコードが売れればいいとケロッとしたもの。契約書には返済しろとはどこにも書いてないと強気。
その話を聞いた木枯(野田洋次郎)は「なんかでき過ぎてんな。話つくってない?」「妄想か」とツッコむ。おお、こういう反応を待っていた! こういうのを入れてくれないと、モヤモヤが溜まっていくばかりなのである。

だが木枯は今度遊びに来てと誘われて「あっ大丈夫」とかわしていたにもかかわらず、すぐ裕一の新居に遊びに来て、よくできた妻・音が実在であることを知ってしまう。嗚呼、ここでも音のツッコミに徹してほしかった。五平餅(?)を一口食べてお皿に戻してしまっただけでは足りない。

「エール」32話 すばらしき歌声 「謎の男」から「プリンス」にクレジットが変わっていく山崎育三郎
写真提供/NHK

余計なお世話だが、音のためにも、彼女の猛烈妻っぷりを相対化するキャラを作るべきだと思う。かの「まれ」は評判が芳しくなかったものの「世の中なめすぎ」と主人公をツッコむキャラをちゃんと作ったことでかろうじて体面を保っていたのだから。

ちなみに「五平餅」は「半分、青い。」に登場した岐阜のソウルフード的なもの。

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