中国海洋石油集団(CNOOC)は4月11日、中国初となる海上でのCO2(二酸化炭素)注入によるガス増産技術実証プロジェクト「東方1-1ガス田CO₂回収・利用・貯留プロジェクト」が正式に着工したと明らかにしました。全面稼働後は、毎年100万トン以上のCO2を海底地層に貯留できる見込みです。

CO2注入によるガス増産技術(CO2-EGR)は、天然ガスの開発過程で発生するCO2を回収・精製し、加圧してガス層に再注入することで、CO2の地中貯留を実現するとともに、採取が難しい天然ガスの回収を促進する技術です。

今回着工した実証プロジェクトは、ジャケット式プラットフォーム2基を新設するほか、海底パイプライン1本を敷設し、東方1-1ガス田の既存の生産施設に接続する計画です。

東方1-1ガス田は、中国海南省の南側の鶯歌海海域に位置する中国初の海上自営ガス田であり、中国が開発・建設した初の高CO2含有ガス田でもあります。2003年の操業開始以来、累計で500億立方メートル以上の天然ガスを生産しています。(提供/CGTN Japanese)

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