2026年4月15日、仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは、ケニアのナイロビの裁判所が、2000匹以上のアリを密輸出しようとした中国人の男に罰金または禁錮刑の有罪判決を言い渡したと報じた。
記事は、張克群(ジャン・カーチュン)被告がナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港で保安検査を受けた際、中国に持ち帰ろうとしていた荷物から大量の生きたアリが見つかり、当局に逮捕されたと伝えた。
ロイター通信の3月13日の報道によると、張被告は同10日に同空港で逮捕され、荷物からは2238匹の生きたアリが押収された。大半は試験管に詰められていたという。
RFIは、このほどケニア国内で行われた公判でギチョビ裁判長が、被告は公判中に不誠実で反省の意を全く示さなかったと批判し、関与の程度を考慮して罰金100万ケニアシリング(約123万円)を科したことを伝えた。
そして、罰金を支払えない場合は禁錮12ヶ月に処されるほか、別途禁錮12カ月(控訴期間14日)も言い渡されたとした。
記事は、昨年5月にも数千匹の生きた女王アリを密輸しようとしたベルギー人やベトナム人ら4人に禁錮1年または罰金刑が科されており、アリの密輸がケニアで相次いでいることを紹介した。
その上で、ギチョビ裁判長がアリ密輸活動の「再燃」と生態系への有害な影響を強調し、厳しい抑止力のある刑罰が必要だとの見解を示したことを伝えている。
記事はさらに、今年3月にはアリを調達して張被告らに1匹当たり100ケニアシリングで計1300匹を販売した疑いでケニア人の男が逮捕され、現在も公判が続いていることにも言及。密輸の背後に組織的な供給ネットワークが存在することがうかがえると結んだ。(編集・翻訳/川尻)
— 中国動画 (@RC00547555) April 16, 2026











