2026年4月17日、中国のポータルサイト・捜狐に「『ドラえもん』の新OP(オープニング)映像の地図が物議、意図的なメッセージの差し込みか、それともネット民が敏感すぎるのか?」と題した記事が掲載された。
記事は、「最近『ドラえもん』が再びトレンド入りした。しかし今回は劇場版でも新作グッズでもなく、新OPに映った一枚の世界地図が原因であった。事の発端は、日本のネットユーザーが昨年更新されたテレビアニメ主題歌『夢をかなえてドラえもん』の新しいOP映像に登場する世界地図の色分けに違和感があるとして、制作陣がそこに私的な主張を忍ばせたのではないかと疑いの声を上げたことである」と説明した。
その上で、「投稿が拡散されると、コメント欄は一気ににぎわった。確かに色分けを見ると(領土区分のように見えることから)誤解を招きやすいという意見もあれば、アニメのOPにそこまで騒ぐ必要があるのかと冷静な声もあった。この話題が中国に伝わると、人々の反応もなかなか興味深かった。多くのネットユーザーがまず指摘したのは『藤子・F・不二雄氏はすでに亡くなっている』という事実である」と述べた。
そして、「『ドラえもん』の原作者である藤本弘(ペンネーム・藤子・F・不二雄)氏は1996年、肝不全のため63歳でこの世を去った。それ以降、テレビアニメや劇場版は後継の制作会社が手掛けており、原作者本人とは無関係である。故に『この件を藤子先生の責任にすることはできない。批判するなら現在の制作陣に向けるべきだ』とする意見も見られた」と言及した。
さらに、「『原作者はもういないし、今の日本の制作会社が完ぺきだと断言できるのか。しかもこの問題を最初に掘り起こしたのは日本人自身だ』との声もあった。原作者への言及とは別に、実際にその映像を確認した中国のネットユーザーの多くは、単純な制作側の色塗りミス、あるいは手抜きではないかと結論づけていた」とした。
また、「あるユーザーは細かく観察し、アジア大陸全体と他の多くの地域まで同じ色になっていることから『この地図の色分けは国家ごとの区分ではなく、大陸は一色、島は別の色という雑な塗り方に見える』と指摘した。また別のユーザーは『北極圏の島々ですら黄色と青が入り混じっている。制作陣の作図技術は200年前に逆戻りしたのか』と冗談交じりに語っていた」と紹介した。
さらに、「『何でも大問題にすると、本当に重要な問題への関心まで薄れてしまう。必要以上に騒ぎ立てるべきではない』とする意見もあった。なお、この騒動を制作側も認識したようで、すでにOP映像内の地図は修正され、陸地と島がすべて黄色に統一された。これによって騒動はひとまず沈静化した形である」と述べた。
その上で、「振り返れば、『ドラえもん』は69年の誕生以来、50年以上にわたり、私たちに温かさ、優しさ、そしてより良い未来への憧れを届けてきた作品である。藤子氏の姿勢もまた、多くの人に知られている。もし藤子氏自身が、後年の制作陣がこのような初歩的なミスで炎上している様子を見たなら、さぞ複雑な思いを抱いたことだろう」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)
ドラえもんのOP、日本の部分に限らず世界地図全体の配色が修正されてる(地域ごとに色分けされてたのが共通のセピアカラーに) pic.twitter.com/i3tBQoMd6E
— aoiro (@aoiro_labo) July 10, 2025











