ギリシャ首都のアテネにある中国古典文明研究院で現地時間4月24日、「豊かな岬を模索:アンジェロカストロ考古プロジェクト始動式兼中国ギリシャ対話会」が開催されました。このことで、中国とギリシャによる初の合同考古プロジェクトがスタートしました。

2024年11月に設立された中国古典文明研究院にとって、アンジェロカストロ考古プロジェクトは、初の考古協力プロジェクトです。今回の考古学調査は、ギリシャのコルフォ島の北西にあった重要な要塞のアンジェロカストロ遺跡の約5ヘクタールの土地で展開されます。ホメロスによる古代ギリシャの叙事詩「イリアス」と「オデュッセイア」によると、遺跡があったエートーリアでは紀元前1600年から前1200年頃にかけて、重要な都市国家がすでに出現し、トロイ戦争にも参加したということです。

中国古典文明研究院の李新偉院長は、「この地域がギリシャ化されたのは、おおむね中国の戦国末期から漢代にかけての時期だ。『エートーリア連盟』が結成され、ユーラシア大陸を横断する広範な文化交流を行った」「以前の小規模な発掘で比較的重要な建物が発見された。それに続いた発掘ではかなり規範的な都市の配置があったことが分かった。劇場とみられる遺跡が発見されており、当時のかなり重要な小型都市国家であったと認定してよい」と述べました。(提供/CGTN Japanese)

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