中国の香港特別行政区政府衛生署によれば、香港では4月30日から、公の場で電子たばこを所持することが禁止されます。身の回り品として携帯していただけでも不法行為とみなされ、発見された場合には3000香港ドル(約6万1000円)から5万香港ドル(約100万円)の罰金が科されるほか、半年間の禁錮が適用されます。
香港では4年前に電子たばこの輸入と販売が禁止されました。今回の新規則は、さらに厳格にしたものです。電子たばこは輸入と販売が禁止されていた状態から、公共の場所での携帯と利用が全面禁止されることになりました。
その理由については、まず国際的な情勢に合わせることがあります。近年では多くの国がたばこに対する規制をますます厳格化し、「たばこゼロの世代」を出現させることを目標にしている国すらあります。
また、電子たばこは化学物質を加熱することで霧状にするもので、その危険性は長期にわたって過小評価されていました。香港特区衛生署は、「加熱によるたばこを吸う場合、慢性閉塞性肺疾患にかかる確率が5割も高くなり、脳卒中の確率は3割以上高くなる。電子たばこは従来型のたばこと比べて、危害は全く落ちていない」と説明しました。
香港特区政府医務衛生局の盧寵茂局長は、「電子たばこはフルーツ味がして普通のたばこと味が違うため、吸う人も周囲の人も危険が大きいとは思わない。電子たばこは毒性が弱いという間違った考えが多くの人をミスリードしてきた」と指摘しました。(提供/CGTN Japanese)











