2026年4月30日、香港メディアの香港01は、中東紛争によるホルムズ海峡の長期封鎖により、身動きが取れなくなった船員らが深刻な生存の危機に直面していると報じた。
記事は、中国メディアの瀟湘晨報や封面新聞の取材に応じた劉欧陽(リウ・オウヤン)船長の話を紹介。
また、中国人21人が乗っている自身の船の状況について、船内では食料や淡水が極度に不足し、野菜や果物が腐敗するなど、生存が危ぶまれる事態となっていると説明。現地の物価も高騰しており、白菜1キロが60~70元(約1400~1600円)に達するなど、補給も困難な状況だと伝えた。
さらに、物資不足にとどまらず、砲撃によって船の周囲で死傷者が出ていることや、航路開放後の水雷(すいらい)・襲撃の懸念といった安全面での直接的な脅威についても指摘。いつ終わるとも知れない封鎖の中で、船員たちが精神的に追い詰められている現状を明かしている。
劉船長はこのほか、ホルムズ海峡で動けなくなった船舶全体の状況として、過酷な環境下ですでに一部の船舶で船員が死亡したと報告。遺体を安置するために食肉用の冷凍庫を空けて保管せざるを得ないという情報を紹介した。(編集・翻訳/川尻)











