世界保健機関(WHO)の感染症・パンデミック対策専門家、マリア・バンケルコフ博士は5月9日、「ハンタウイルス感染が発生したクルーズ船「ホンディウス号」の乗船者が間もなく避難のため下船させられるが、すべての乗船者に対して42日間の健康監視と経過観察を実施するよう求める。現時点で一般公衆が直面するリスクは依然として低い」との見解を示しました。

WHOが5月8日に発表した最新の疫学報告によると、同機関は5月2日にクルーズ船「ホンディウス号」で重症呼吸器疾患が集団発生したとの報告を受けました。クルーズ船の運航会社によれば、当時船上には計147人の乗員・乗客がいました。8日までに計8件の発症事例が報告され、そのうち3人が死亡し、6件については検査によりハンタウイルス感染と確認されました。具体的にはハンタウイルス科に属するアンデス株による感染症であることが判明しています。

報告書はまた、WHOの評価では、今回の事例が世界の一般人口に及ぼすリスクは現時点では「低」、船上の乗員・乗客が直面するリスクは「中」としています。(提供/CGTN Japanese)

編集部おすすめ