中国・浙江省温州市の中学校の男子トイレに監視カメラが設置され、物議を醸している。中国メディアの大風新聞が11日に報じた。
記事によると、監視カメラが設置されたのは同市甌海区にある梧田第二中学校の男子トイレ。カメラは校内にある6カ所の男子トイレのうち5カ所に設置された。残る1カ所は教職員用トイレで、暗証番号式のロックがかけられているため生徒は使用できないという。
同校の職員は「トイレへの監視カメラ設置は学校としてやむを得ない措置だった」と説明。生徒が個室の扉を破壊したり、個室内で喫煙したりする事例が頻繁にあったとし、「カメラが撮影しているのは個室の出入口部分であり、内部は撮影していない。カメラ設置後は問題が大きく減少した」と話している。
また、同区教育局の職員は「個室内部を撮影しているわけではない。プライバシーを侵害せず、公共のエリアのみを撮影しているのであれば問題ない」との認識を示した。
中国のネットユーザーからは「トイレ内に監視カメラなんて信じられない」「トイレも監視するようになっては、彼らの心が休まる場所がなくなる」といった声がある一方、「カメラが小便器などに向いていないのであれば賛成する。悪事を働く生徒はいる」「トイレの個室内でたばこを吸ったりいじめをしたりするやつはいる。カメラの映像でもなければ死んでも認めず、教師もお手上げ状態だからやむを得ない」と理解を示す声も少なくない。
なお、同区教育局は11日、「本件は学校管理において(現場で)法的意識が不足していることをあらわにした」などと一転して問題視する姿勢を示し、同校のトイレのカメラをすべて撤去して関係者に指導を行ったことを発表した。











