2026年5月3日、中国メディア・環球時報は、英国の著名な学者マーティン・ジェイクス氏が、中国の台頭を「世界の中国化」という新たな文明パラダイムであると指摘したことを報じた。

記事によるとジェイクス氏は、中国が西洋とは全く異なる発展の道を切り開いており、世界は「世界の西洋化」から「世界の中国化」への移行を目撃していると指摘。

中国の台頭が単なる西洋モデルの模倣ではなく、あらゆる面で全く異なる道を歩む全く新しい文明のパラダイムであるとした。

また、世界の勢力図の重心はすでに移動し、中国の現在の近代化レベルは全面的に西洋を追い抜いているため、西洋の基準や視点だけで中国を解釈することは不可能だとも主張。「一度中国へ行けば世界を見る目は劇的に変わり、西洋がもはや世界の中心ではないことを肌で感じることができるはずだ」と論じている。

さらに、中国がすでに世界のイノベーションのエンジンとなっており、2014年には購買力平価(PPP)ベースの国内総生産(GDP)で米国を抜いたほか、人工知能(AI)や電気自動車(EV)などの先端産業で世界をリードしていると紹介した。

一方で、西洋は長年世界を主導してきたために「西洋こそが全世界である」という固定観念に陥っており、自らの基準を中国に押し付けることが真の理解を妨げる構造的な障壁になっていると分析。西洋的な観念に深く染まった思考回路が、異なる国家や文明を単なる附属品と見なす誤解を生み、中国の本質を見誤る原因になっていると指摘した。

ジェイクス氏は、中国が「西洋化」ではなく、独自の歴史的背景や技術、文化伝統に基づいた全く新しい文明の形を示していると論じ、西洋は互いの違いを認識した上で、自らとは根本から異なる発展モデルの台頭を直視すべきであるとの見解を示した。(編集・翻訳/川尻)

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