中国のロボット開発スタートアップ企業、宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)は12日、世界初の量産型有人変形ロボット「GD01」のデモ動画を公開した。

二足での直立時の身長は一般的な成人男性の2倍超。重量は人を乗せた状態で約500キロ。民間の交通手段として使用できる。価格は390万元(約8970万円)から。

デモ動画では、無人状態で二足歩行する様子や、創業者で最高経営責任者(CEO)の王興興(ワン・シンシン)氏が膨らんだ格子状の胴体部分に乗り込む様子、無人状態で腕を動かしブロック塀を倒す様子、無人状態で二足から腕を地面に着けて四足に変形して歩行する様子を披露した。

2016年創業のユニツリーは消費者や企業向けに高性能四足歩行ロボットや6軸ロボットアームを開発・製造・販売する。24年に人型ロボット「Unitree G1」を発表し注目された。中国本土での新規株式公開(IPO)に向けて準備を進めているとも報じられている。同社の人型ロボットは、25年の春節(旧正月)恒例の人気テレビ番組「春晩」で中国の伝統的な踊りを披露したのに続き、26年の春晩でも武術パフォーマンスを披露して話題になった。26年4月には人型ロボット「H1」が陸上トラックを秒速10メートルで走る動画を公開し、人型ロボットによる100メートル走で走行速度の世界記録を更新したと発表。同月末、国内初の直営旗艦店を北京王府井の商業施設内に開業した。「(翻訳・編集/柳川)

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