2026年5月21日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版は、中国の内需低迷によりドイツの対中輸出が急減していると報じた。
記事は、1~3月のドイツと中国の貿易総額は615億ユーロ(約11兆3000億円)に達し、中国はドイツにとっての筆頭貿易相手国の地位を維持したと紹介。
そして、ドイツ貿易・投資振興機関(GTAI)のクリスティーナ・オッテ氏が輸出低迷の原因として、中国国内の不動産危機や人口構造の変化による需要の構造的な弱さを挙げたことに言及。地政学的危機の発生や、多くの企業が生産拠点を中国国内の現地工場へ移管する動きも対中輸出の減少に影響したと解説した。
記事は、同時期のドイツの対米貿易額は600億ユーロ(約11兆円)と中国に肉薄しており、オッテ氏が時間の経過とともに米国が再び中国を逆転する可能性が高いと述べたと紹介。ドイツの対米輸出も12%減少して対中輸出同様に縮小したものの、引き続きドイツ製品の最大顧客を維持していると伝えた。(編集・翻訳/川尻)











