中国メディアの大象新聞は27日、違法な代理出産拠点への潜入取材を行っていた女性記者が暴行を受け、骨折したと報じた。
記事によると、大象新聞の女性記者が取材中に男から激しく引きずられるなどし、脚を骨折した。男は高圧的な態度で記者に身分証を出すよう何度も要求したという。
女性記者が潜入していたのは、浙江省杭州市臨平区五洲路にある地下の体外受精・胚培養実験室。現場では婦人科検査ベッド、エコー機器、光学顕微鏡、採卵管、採精カップなど、生殖補助医療関連の設備が確認された。また、胚培養用インキュベーター12台が置かれ、各器具には顧客名と番号が明記されていたという。
さらに、医療廃棄物用ごみ箱には使用済みの手術器具が大量に廃棄されており、ガラス器具、採卵器具、体外受精用マイクロ操作チューブなどの消耗品のほか、顧客の名前が入ったPGT-A(着床前遺伝学的検査)関連ラベル、患者用リストバンド3本、携帯式液体窒素タンクも確認された。冷凍保管庫では、顧客名が記された大量の胚サンプルも見つかったという。
記事は、「これらの物品から、この地下実験室が違法に胚培養や移植を行っていたことがうかがえる」と伝えている。中国では違法な地下代理出産ビジネスが問題となっており、警察当局がたびたび強制捜査を行っているが、業者は水面下で拡大を続けている。
今回の件について、中国のネットユーザーからは「大象新聞はよく報じてくれた」「この件はもっと注目されるべき」「女性記者の勇気に感服」「この記者を守れ!」「私の願いは、この女性記者が相手とのいかなる和解にも応じないこと」「犯罪者がこんなに堂々としているとは」「違法行為は本当に至るところに存在する」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
— 中国動画 (@RC00547555) May 28, 2026











