中国メディアの快科技は27日、トレンドフォースの最新統計を引用し、2026年第1四半期(1~3月)の世界のプラグインハイブリッド車(PHEV)販売台数で、中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)が27.3%の市場シェアを獲得して首位の座を維持したと報じた。
トレンドフォースによると、1~3月のバッテリー式電気自動車(BEV)、PHEV、燃料電池自動車(FCEV)を含む新エネルギー車(NEV)の世界販売台数は前年同期比2%減の394万台で、世界自動車販売台数の19%を占めた。
うちPHEV市場では中国ブランドが圧倒的なシェアを占め、中でもBYDが27.3%の市場シェアを獲得して首位の座を維持した。中国ブランドでは他に、吉利汽車(Geely)、問界(AITO)、方程豹(FangChengBao)、奇瑞汽車(Chery)、領克(LYNK&CO)がトップ10入りし、合計市場シェアは60%を超えた。海外ブランドでは、BMW、メルセデス・ベンツ、ボルボがランクインしたが、いずれも市場シェアは4%に満たなかった。
トレンドフォースは、中国の大手自動車メーカーについて、「国内での競争激化を受けて戦略の焦点を海外に移し、パワートレインのラインナップをBEVからより幅広いハイブリッドソリューションへと拡大している。BYD、Jaecoo、MGなどのブランドのPHEVは海外市場における販売台数で目覚ましい実績を上げている」と指摘した。
BEV市場では、テスラがBYDを抜いて販売台数トップに返り咲いた。BYD、Geely、上汽通用五菱(SGMW)はそれぞれ2~4位にランクインしたが、いずれも前年同期比で販売台数が減少した。一方、5位の零跑汽車(Leapmotor)は製品ラインナップを急速に拡大し、コストパフォーマンスの高い戦略を活用することで成長を遂げた。
トレンドフォースの推計によると、26年の世界のNEV販売台数は前年比14%増の2335万台に達し、引き続き内燃機関車(ICE)の成長率を上回る。しかし、上流でのコスト上昇が需要の重荷になっている。自動車市場における価格上昇圧力は、25年と比べてさらに強まるとみられる。(翻訳・編集/柳川)











