中国商務部など6部門はこのほど、『出国時税還付措置の最適化強化とインバウンド消費の拡大に関する通知』を発表しました。これは「出国時税還付2.0」時代の到来を告げるものです。
第1版の政策は顕著な成果を上げました。2025年、中国の出国時税還付対象商品の売上高は前年比で約2倍に増加し、わずか1年間の販売規模が過去10年間の総計にほぼ匹敵しました。現在までに、中国の税還付対象店舗数は2024年末の約4倍となる1万4000店に達しており、「中国でのショッピング」はインバウンド観光の新たなトレンドになりつつあります。
商務部の盛秋平次官によりますと、今回発表された「出国時税還付2.0」の主な特徴は以下の通りです。
まず、税還付対象店舗の拡大です。条件を満たす店舗の登録を促し、店舗の配置を合理的に最適化します。次に、税関での手続きの待ち時間を短縮します。例えば、新政策では税還付対象商品の売上額が1万元(約23万円)以下の申請に対しては抜き打ち検査を導入し、税関での待機時間を大幅に削減します。
さらに、手続きのデジタル化水準を向上させます。紙の税還付申請書やレシートの提出を段階的に廃止し、旅行者の身分情報に基づいて自動的にデータを抽出できるようにします。最後に、標準化を強化します。
2025年、中国を訪れた外国人観光客は延べ3517万人に達し、前年比30.5%増加しました。インバウンド観光客の総消費額は同39.2%増加しています。一方、商務部のデータによりますと、2025年の中国の旅行サービス輸入額は2537億8000万ドル(約40兆4000億円)であったのに対し、輸出額はわずか551億6000万ドル(約8兆7000億円)でした。
これは、中国のインバウンド消費市場に巨大な潜在力があることを意味しています。中国は現在、効率的で親しみやすい買い物環境を構築することで、周辺国や欧米からの観光客を惹きつけ、主要な観光・ショッピングの目的地となることに注力しています。(提供/CGTN Japanese)











