先日閉幕した上海国際フラワーショーでは、高さ5.2メートルの巨大な植物の「子犬」が大人気となり、大きな話題を呼んでいます。このグリーンオブジェは、4~5月の季節の花や植物で作られており、親しみを込めて「潦草小狗(ゆるかわ犬)」と呼ばれています。

そのかわいらしい姿が多くの市民や観光客の注目を集め、周辺エリアの訪問者数が192.53%急増しました。上海市静安区商務委員会のデータによると、1カ月足らずのフラワーショーの期間中、「ゆるかわ犬」が設置された蘇河湾万象天地には延べ170万1000人が訪れ、周辺商業エリアの消費額は前年同期より49.22%も増えて6156万9100元(約14億5000万円)に上りました。

また、フラワーショーの終了に伴い、多くの市民から「ゆるかわ犬」を永久に残してほしいとの要望が寄せられました。これに対し、静安区緑化・景観管理局は、当初は春の間の限定だった「ゆるかわ犬」を3カ月間延長すると発表しました。ただし、観賞効果や天候の影響を考慮して、6月には「子犬」の装飾を変更し、夏に適した花や植物に着替えさせるとのことです。

さらに、静安区は正式に「ゆるかわ犬」の愛称の公募を開始し、関連グッズのデザインや開発も進めています。そして、上海市の関係部門も「子犬」を長期的に保存する可能性について検討中です。

これを受けて、ネットユーザーたちは「行政機関が市民の声に積極的に耳を傾け、市民の要望に応えることから、上海市の都市管理の効率性や人情味を垣間見ることができる」と評価しました。「このようにすぐに対応し、フィードバックする仕組みは非常に重要だ」「サービスを人々の気持ちに合わせていくことで、初めて真に人々の足を引き留めることができる」「『子犬』を見るために訪れ、そこで写真を撮ったり、近くでコーヒーを飲み、食事を楽しんだり、店舗を散策したりして、癒やされながら自然と消費行動が生まれる。まさにウィンウィンの風景だ」と多くの書き込みが寄せられています。(提供/CGTN Japanese)

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