中国メディアの中国証券報や科創板日報によると、中国で人型ロボットなどの開発を手掛ける宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)がわずか73日で上海証券取引所のハイテク新興企業向け市場「科創板」への上場審査を通過した。科創板の事前審査制度導入後で最速という。
上海証券取引所は3月20日にユニツリーの新規株式公開(IPO)申請を受理していた。
目論見書によると、今回のIPOで42億元(約966億円)を調達し、人型ロボットや人工知能(AI)モデルの研究開発を強化する。
ユニツリーは2016年創業。消費者や企業向けに高性能四足歩行ロボットや6軸ロボットアームを開発・製造・販売し、24年に人型ロボット「G1」を発表して注目された。
同社の人型ロボットは、25年の春節(旧正月)恒例の人気テレビ番組「春晩」で中国の伝統的な踊りを披露したのに続き、26年の春晩でも武術パフォーマンスを披露して話題になった。26年4月には人型ロボット「H1」が陸上トラックを秒速10メートルで走る動画を公開し、人型ロボットによる100メートル走で走行速度の世界記録を更新したと発表した。5月に公開した世界初の量産型有人変形ロボット「GD01」のデモ動画も話題になった。(翻訳・編集/柳川)











