中国メディアの環球時報は30日、「中国の辺境の省が大規模インフラプロジェクトを通じて世界の観光客を引き付けている」とするイタリアメディアの記事を紹介した。

記事はまず、「これらのプロジェクトは、高度な土木技術とアドベンチャーツーリズム、そして高級ホテルサービスを融合させたものだ」とし、2024年4月に完成・開通した南西部の貴州省にある龍里河大橋について触れ、「省都の貴陽市から龍里の大草原までの所要時間を1時間半から約30分に短縮した。

高山の谷を横断する世界最長の斜張橋の一つであり、当初から交通拠点と観光名所の両方の機能を果たすよう設計された。地元の観光業者は、この橋を周辺の草原にあるゲストハウスや民族文化体験施設と組み合わせ、国内外の観光客向けの観光ルートを構築している」と伝えた。

また、同じ貴州省の花江峡谷大橋についても触れ、「水面から625メートルの高さに架けられたこの橋では、スリル満点のエクストリームスポーツやさまざまな観光アクティビティを楽しめる。このプロジェクトは、かつて長距離を走破することによってのみ到達可能だったこの地域を活性化させ、国際的な観光客を引き付けている」と伝えた。

中国の辺境の省が大規模インフラプロジェクトを通じて世界の観光客を引き付ける―伊メディア
花江峡谷大橋

記事によると、貴州省内だけでなく、雲南省や甘粛省などの多くの地域でも、自給自足型の農業や資源採掘を基盤とした産業から、自然を基盤とした観光サービスへと着実な経済変革が進んでいる。世界の旅行者にとって、かつて辺境の地だった中国の地方を巡り、世界で最も野心的な公共インフラプロジェクトを経由する新たな旅の地図が生まれつつある。霧深い峡谷に架かるガラスの橋を渡ったり、高速鉄道を利用して高原の町へ向かったりと、冒険、ぜいたく、そして大規模な土木工事が融合した新しい旅の風景を体験する観光客が増えている。(翻訳・編集/柳川)

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