2026年5月28日、韓国メディア・ソウル経済は「横断歩道脇に設置されているパラソル型の日よけなど、ソウルの街なかにある小さな公共設備が日本人観光客の間で話題となっている」と報じた。
日よけは15年6月にソウル市瑞草区が全国で初めて設置した。
横断歩道前の「長寿椅子」も韓国ならではのアイデア施設として知られる。信号機の柱などに設置する折りたたみ式の腰掛けで、「信号待ちの間に足が痛くなり、無理に渡って事故に遭う高齢者が多い」という現場の声を受け、19年にある町の派出所長が提案した。
冬季にバス停に設置される温熱ベンチは、08年に民間企業が初めて提案し、翌年にソウル市が試験導入した。表面温度は約32℃で、1時間当たりの電気代はおよそ100ウォン程度。市内バス停の温熱ベンチ設置率は、22年の51.9%から23年には81.4%に1年間で急増している。
さらに、これが「スマートシェルター」と呼ばれる大型バス停へと発展した。冷暖房設備、空気清浄機、防犯カメラ、非常ベル、バス到着案内モニター、ワイヤレス充電器などを備えており、製作費は中型で約1億ウォン(約1050万円)、小型でも約6500万ウォンと決して安くないが、市民の満足度は高い。
こうした韓国型の街なかの施設が、先ごろ、日本のSNS上で話題を集めた。横断歩道脇のパラソルの写真とともに、「韓国にいる時、お世話になった」「日本もこういうことに税金を使うべきだ」などの文章が投稿され、返信欄にはバス停の温熱ベンチや長寿椅子についての感想なども多数書き込まれた。
記事は「利便性や実用性が高いものを迅速に導入する韓国行政の姿勢が、外国人観光客にとっては印象的に映るようだ」と評している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「こういうのは本当にすばらしいよね。大したことではないようでいて、外国には存在しない」「税金は必要なところに使うもの」「パラソルやベンチは砂漠のオアシスのようにありがたいよね」「褒めるべきところはしっかり称賛しよう!」「最初に考案した人に褒賞を」「韓国は日本の音が出る信号機なんかは見習うといいと思う」「公衆トイレの自動で水とせっけんが出る洗面台とか、剥がしやすいペットボトルのラベルとかは、日本をまねるべき」「他国のいいものは手本にして柔軟に取り入れるべきだよね」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)











