投資家のリスク選好が強まる流れ。米イランの戦争終結観測や、米半導体株の高値更新などが追い風だ。トランプ米大統領は6日、米公共放送のインタビューで、14~15日に予定する米中首脳会談の前にイランとの戦争終結に合意する可能性があると発言した。原油相場も急落している。6日のNY商品取引所では、WTI原油先物が前日比7.0%安の95.08米ドル/バレルと大幅続落。一時は88.66米ドルと、約2週ぶりの安値を付けた。また、6日の米株市場では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.5%高と大幅続伸し、史上最高値を連日で更新している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、電動工具メーカー大手の創科実業(669/HK)が8.0%高、ショート動画投稿アプリの快手科技(1024/HK)が7.2%高、宝飾小売チェーン大手の周大福珠宝(1929/HK)が5.7%高と上げが目立った。周大福については、通期業績の45~55%増益見通しが材料視されている。
セクター別では、エアラインやツアー会社など旅行関連が高い。中国国際航空(753/HK)が3.6%、中国南方航空(1055/HK)が3.4%、中国東方航空(670/HK)が3.2%、同程旅行HD(780/HK)が4.5%、携程集団(9961/HK)が3.7%ずつ上昇した。原油安を受け、燃油コスト増の不安が薄らいでいる。
半導体セクターも急伸。上海壁仞科技(6082/HK)が12.5%高、華虹半導体(1347/HK)、蘇州納芯微電子(2676/HK)がそろって7.2%高、瀾起科技(6809/HK)が5.3%高で引けた。
太陽光発電関連も物色される。協キン科技HD(3800/HK)が6.9%高、福莱特玻璃集団(6865/HK)が6.8%高、信義光能HD(968/HK)が4.7%高で前場取引を終えた。ほか、太陽光電池メーカーの海南鈞達新能源科技(2865/HK)が6.2%高。宇宙太陽光発電の関連銘柄として改めて注目された。
半面、石油セクターは安い。中海油田服務(2883/HK)が5.7%、百勤油田服務(2178/HK)が5.4%、中国石油天然気(857/HK)が5.1%、中国海洋石油(883/HK)が4.2%ずつ下落した。
本土マーケットは4日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.25%高の4170.75ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











