米イラン和平交渉の進展が好感される流れ。中東メディアは21日午後、米国とイランがパキスタンの仲介で、戦争終結に向けた合意の最終案を完成させたと報じた。これを受け、21日のNY商品取引所では、WTI原油先物が前日比1.9%安の96.35米ドル/バレルと続落。取引時間中には一時、102米ドル台を付けていた。中国の産業支援スタンスも改めて材料視。当局が半導体や人工知能(AI)、次世代自動車など先端技術分野の国産化を推進する中、関連銘柄に買いが広がっている。一方、香港市場は週明け25日、仏誕節の振替休日で休場(本土市場は通常取引)。模様眺めのムードも漂い、上値の重い場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)が19.8%高、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が7.6%高、光学部品OEMメーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が6.8%高と上げが目立った。レノボに関しては、通期決算の38.1%増益と増配方針が好感されている。テック銘柄に買いが先行する中、ハンセン科技(テック)指数は2.1%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
セクター別では、半導体が高い。
人工知能(AI)技術やロボットの銘柄群も急伸。北京智譜華章科技(2513/HK)が26.9%高、MiniMax(100/HK)が15.9%高、北京第四範式智能技術(6682/HK)が11.2%高、広東華沿機器人(1021/HK)が12.3%高、深セン市優必選科技(9880/HK)が10.1%高で取引を終えた。北京智譜華章科技とMiniMaxについては、テック指数の採用候補に挙がったことが刺激。本土投資家からの資金流入が意識されている。
半面、消費セクターの一角はさえない。火鍋の海底撈国際HD(6862/HK)が4.3%、乳製品の中国蒙牛乳業(2319/HK)が4.1%、スポーツ用品の滔搏国際HD(6110/HK)が3.8%、即席麺・飲料の康師傅HD(322/HK)が3.7%ずつ下落した。
本土マーケットも3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.87%高の4112.90ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。素材、インフラ関連、不動産、自動車なども買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











