記事はまず、中国人は「人との別れに耐えられない」と紹介。空港でも駅でも別れを惜しむ人を良く見ると指摘した。確かに、泣いたりハグしたりして悲しむ人を見かける確率は中国の方が高いかもしれない。
記事の中国人筆者は、日本人が「あまり別れを惜しまない」理由について、「物悲しさを美化する傾向があるためではないか」と分析。また、昔から災害が多くて資源も少ない日本では、何事にも別れの時があることが強く意識されてきたと推測している。
では、日本人は冷たいのだろうか。記事は日本人が「一期一会を大切にしている」と紹介、決して冷たいわけではないと説明している。実際、日本のホテルでは客が見えなくなるまで深々とお辞儀して見送り、空港でも地上スタッフが手を振り、卒業式など「別れの儀式」が節目ごとにあると紹介。日本人は「出会いに真面目に向き合い、別れにも真面目に向き合う」と結論づけ、感心している。
一見すると人や物に対して淡白に見える日本人だが、いつか別れの時が来ることを知っているので常に「真面目に向き合っている」と言えるだろう。
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