米子北高校からFC町田ゼルビアに加入しプロキャリアをスタートさせた佐野。鹿島アントラーズへと移籍すると、2024年7月にマインツへと完全移籍することが発表され、ブンデスリーガの舞台へと活躍の場を移した。
中盤でのハードな守備に加え、機を見た攻撃参加が特徴の佐野は、2025ー26シーズンのブンデスリーガでもデュエル勝利数でリーグ2位タイの362回を記録。チームは苦戦が続いていたが、その中でも高い評価を得ており、見事にワールドカップメンバー入りを果たした。
15日のメンバー発表に関しては「少し緊張しながら見ていました」と語った佐野。「嬉しさはもちろんありましたけど、それよりも責任感だったりが強かった」と、喜び以上に責任の重さを感じたという。
ドイツ2年目で存在感を増している佐野。前述の通り、デュエルで強さを発揮しているが「守備面は基準を高めていけたと思いますし、課題である攻撃面でも少しずつできることが増えてきたかなと思います」と、攻守両面で成長できているとコメント。「奪った後のパスだったり、ゴールに繋がるパス、勝負を決定づけるという機会が増えていると思います」と、結果に貢献できる部分が増えたとした。
4年前のカタールW杯時はJ2を戦っていたが、「4年前は、自分は選ばれるところまでは全く行けてなかったので、そこからここまで、本当に色んな方のサポートのおかげでこれたと思っています。ここからさらに、自分がどんどん活躍してチームの力になりたいなと思います」と、周囲のサポートに感謝しつつ、恩返しとして活躍する姿を見せたいと言い切る。落選したメンバーにも触れ「まずはサッカーを楽しむ気持ちを忘れずに、選ばれなかった選手、ケガをして選ばれなかった選手、いろんな人の思いを背負って戦っていきたいなと思います」と、仲間たちの分まで戦いたいとした。
今回はボランチを本職とする選手が4名選出。枚数としては少ない状況だが、「毎試合全力でやる準備はできてます」と、フル稼働するつもりでいると言及。「起用法っていうのは監督だったりが決めることだと思うので、自分は準備をひたすらし続けるだけかなと思ってます」と、良い準備をするだけだとコメント。長いシーズンで多くの試合にも出た中、コンディションについては「しっかり休めるところは休んで、コンディションの維持っていうのは難しい部分もある。準備する期間はたくさんあるので、工夫してやっていきたい」と、本番までしっかり調整するとした。
改めてW杯については「本当に簡単な試合は一試合もないと思いますし、初戦がすごく大事なイメージがある。しっかり整理をする時間はたくさんあるので、色んなことを想定してやっていきたい」と、世界の強豪を相手に準備を整えたいと語った。高校時代の2018年には、米子北高校の先輩である昌子源(FC町田ゼルビア)がロシアW杯に出場。憧れていたという佐野は「本当に憧れの存在だし、憧れの舞台だったので、そこを目指してやってきました。目標はそこにありましたけど、一日一日の積み重ねで、ここまで来れたと思っているので、ぶらすことなく、大会期間中でも、どんどん成長していけるのかなと思っています」と、世界のレベルをピッチ上で感じてさらに一回り大きくなることを誓った。
この夏にはステップアップの話も浮上している佐野。W杯での活躍は間違いなく各クラブの目に留まることになるが「もちろん考えてますけど、今は何も考えてない。
取材・文・写真=菅野剛史(サッカーキング編集部)

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